臨時・五ヶ所湾海況調査情報令和5年8月28日号

更新日:2023年08月29日

調査日時

令和5年8月28日13時37分~午前14時55分

観測場所

礫浦定点・迫間浦定点・船越定点・五ヶ所浦定点・佐田定点・神津佐定点

下津浦定点・木谷定点 

本日の観測結果

0~10mの水温及び溶存酸素量は、水温26.2~32.2度、溶存酸素量3.1~14.4mg/lです。

本日の観測では、まだ五ヶ所湾全域で着色は見られますが、特に礫浦、迫間浦海域、神原地区の

一部、五ヶ所浦海域などで濃厚部が見受けられます。

プランクトンの種類については礫浦、迫間浦海域で最高細胞数3,320個体/mlのカレニア・sp(属)

などが確認されています。

また、五ヶ所浦海域を中心に神原地区の一部で最高細胞数3,680個体/mlのタカヤマ・sp

(属)が確認されています。

 

現在、推測されるカレニア・sp(属)においては魚介類のへい死を引き起こす危険性がありますので、今後の動向には十分注意してください。

また、タカヤマ・sp(属)においては、あまり漁業被害の報告はありません。

 

現在、五ヶ所湾において多種類の赤潮プランクトンにおける高密度の部分が、移動または各所

で発生していますので、今後の動向に十分注意して下さい。

また、水深10mより深い所において低酸素状態となってきており、湾奥部の表層において

は30度以上の高水温となっておりますので、「うみログ」などを活用して注意してください。

 

*「うみログ」についてのお問い合わせは、南勢種苗センターまでお願いします。

 

各観測地点詳細データは下記のExcelファイルをご覧ください。

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