臨時・五ヶ所湾海況調査情報令和5年9月21日号

更新日:2023年09月21日

調査日時

令和5年9月21日 9時32分~午前11時18分

観測場所

礫浦定点・迫間浦定点・船越定点・中津浜(裏)定点・五ヶ所浦定点

佐田定点・下津浦定点・木谷定点 ・おだの浦定点・宿浦(ユブ)定点 11測点

本日の観測結果

本日は、先日よりの五ヶ所湾におけるの赤潮からの低酸素の状況を把握するため臨時観測を

行いました。

 

0~10mの水温及び溶存酸素量は、水温26.7~30.2度、溶存酸素量1.3~8.6mg/lです。

本日の観測で、五ヶ所湾全体的に着色の改善が見られますが、低酸素の状況把握のため計数

は行っておりませんが、ヘテロカプサ・サーキュラリスカーマは確認されています。この種は、

魚介類のへい死を引き起こす危険性があります。特にアコヤ貝などの二枚貝のへい死を引き

起こす有害種ですので、今後の動向や、貝の状態には十分注意してください。

 

また、水深5mより深い所において最低酸素量が1.3mg/lと低酸素状態となってきており、

非常に危険な状態です。魚類養殖においては餌止めや、貝類では必要に応じて貝の垂下の調整

(浅吊り)等の対策を検討してください。

 

高水温や低酸素については「うみログ」などを活用して十分注意してください。

 

各観測地点詳細データは下記のPDFファイルまたは、Excelファイルをご覧ください。

海況調査情報データのダウンロード