臨時・五ヶ所湾海況調査情報令和5年9月25日号

更新日:2023年09月25日

調査日時

令和5年9月25日 9時20分~午前10時37分

観測場所

礫浦定点・迫間浦定点・船越定点・中津浜(裏)定点・五ヶ所浦定点

佐田定点・神津佐・下津浦定点・木谷定点 9測点

本日の観測結果

本日も先日よりの五ヶ所湾におけるの赤潮の状況把握のため臨時観測を行いました。

 

0~10mの水温及び溶存酸素量は、水温26.7~28.2度、溶存酸素量3.8~8.4mg/lです。

本日の観測で、五ヶ所湾全体的に着色の改善は見られています。

プランクトンの種類については、五ヶ所浦海域で最高細胞数20個体/mlのヘテロカプサ・

サーキュラリスカーマが確認されました。以前よりさらに減少しましたが、魚介類のへい死

を引き起こす危険性があります。特にアコヤ貝などの二枚貝のへい死を引き起こす有害種で

すので、今後の動向や、貝の状態には十分注意してください。

 

今回の観測地点において、タカヤマ・sp(属)は確認されていません。

 

水深5mより深い所において低酸素状態となっていましたが、季節変化や風波などによる鉛直

(上下)循環によって改善されてきている様に思われます。

今回の赤潮と低酸素については終息傾向にありますが、しかし今後の情報には注意して下さい。

今後の観測は定期観測としたいと思います。

 

高水温や低酸素については「うみログ」などを活用して十分注意してください。

 

各観測地点詳細データは下記のPDFファイルまたは、Excelファイルをご覧ください。

海況調査情報データのダウンロード