神前浦壁画「調和と教え」

更新日:2023年03月31日

2019年(令和元年)11月、三重県南伊勢町神前(かみさき)浦の防波堤に壁画が描かれました。絵柄はそれぞれ、この地区で毎年7月に行われる御船祭に使われる船底の柄、伊勢神宮へ奉納される伊勢海老、よく成長する麻の模様、この地域の神話の三つの龍のモチーフ、ハマボウの花、舞い飛ぶトンビ、そして潮騒と共に朝日が登る、この場所を構成する自然とその脅威を雷と波で表現しています。

神前浦壁画「調和と教え」
神前浦壁画の写真の画像

2022年(令和4年)3月、壁画がさらに拡張され、縦5メートル・横50メートルの壁画となりました。お祭りや太鼓、提灯、御船、弓引きなど、この地域が持つ文化的豊かさを動きのある色彩と形で表現しています。

神前浦壁画の写真の画像
神前浦壁画の写真の画像

2023年(令和5年)3月、壁画がさらに拡張され、縦5メートル・横100メートルの巨大な壁画となりました。牛鬼や、天狗など、南勢地域を代表とする伝承や生き物を動きのある色彩と形で表現しています。

神前浦壁画2023年の完成版の写真の画像
神前浦壁画2023年の完成版の牛鬼の写真の画像
神前浦壁画2023年の完成版の写真の画像

2024年(令和6年)3月に防潮堤の壁画がさらに拡張され、150メートルに!!日本記録認定協会認定 個人が描いた日本最長の防潮堤壁画に認定されました!旧穂原小学校の大銀杏や小学校の校庭に作られた穂原スケートボードパークが壁画のモチーフとして新たに描かれています。現在、SNSなどで発信できるインスタ映えスポットとして注目されています。

神前浦壁画2024年の完成版の写真の画像
神前浦壁画2023年の完成版の拡張された部分の写真の画像

壁画制作アーティスト:長尾洋さん

アーティスト長尾洋さんの写真の画像
アーティスト長尾洋さんの壁画の創作風景の写真の画像

神前浦の壁画(調和と教え)については、伊勢志摩観光コンベンション機構のホームページ「伊勢志摩観光ナビ」でも詳しく特集しています↓↓↓

「伊勢志摩観光ナビ」の特集記事はこちらで

中京テレビ キャッチで特集されました!

特集の内容はユーチューブのアーカイブでも視聴できます。

ユーチューブはこちらで↓↓↓

【防潮堤に100mの壁画】作者と住民 アートがつなぐ“出会いの装置” 三重・南伊勢町