ふるさと教育

更新日:2021年06月15日

南伊勢町のふるさと教育

南伊勢町教育委員会では、学校教育重点目標の一つに「地域に根ざした、ふるさと南伊勢を愛する教育の充実」を掲げ、平成28年度より教育委員会事務局にふるさと教育コーディネーターを配置し、小中学校においてふるさと教育を推進しています。


 ふるさと教育の学習発表会「ふるさとフォーラム21」を毎年開催し、小学校の部では小学校5年生が、ふるさと学習の成果を発表しています。広く地域の人々の参観を募り、「ふるさとの良さ」を地域の人々と子どもたちが共感し合うことを目的としています。それぞれの地域のことを理解し合うことは、合併された町の「人と人をつなぐ」役割を担っています。

また、中学校の部では中学校1年生が、これまでのふるさと学習で学んだことを活かした「ふるさとPR動画」を制作し、「ふるさとフォーラム21」当日は、地域の方をアドバイザーとして迎えテーマ別で南伊勢町の未来を語り合うフォーラムを実施しています。

ふるさと教育の推進体制

 ふるさと教育の推進について南伊勢町全体で共通理解するために「ふるさと教育全体構想」を作成しています。

 

ふるさと教育全体構想(PDFファイル:73.1KB)

 

小学校から中学校までの9年間でふるさと教育を系統的に実践するために、2つの中学校区で地域の特色に応じた「ふるさと教育中学校区全体計画」を作成しています。

ふるさと教育中学校区全体計画(PDFファイル:129.7KB)

ふるさと教育の取組

平成28年度にスタートしたふるさと教育推進の取組は、平成30年度に「キャリア教育推進優良教育委員会」の文部科学大臣表彰を受けました。

 

少子高齢化の進む南伊勢町において、地域の人々は「子は町の宝」という意識が強く、子どもたちのふるさと教育にたいへん協力的で、ふるさとフォーラム21(小学校の部)への参観者からは「ふるさと教育は子どもの成長につながる」「子どもたちから元気をもらった」との感想が寄せられ「今後も継続していってほしい」との声が多く聞かれました。

 

「ふるさとに誇りを持ち、未来を力強く生き抜いていく子ども」が育つことを期待し、今後も「人と人をつなぐふるさと教育」を推進していきます。

 

令和2年度 南伊勢町「人と人をつなぐふるさと教育」実践報告(PDFファイル:5.8MB)

田植え体験

田植え体験

水産学級

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