移住のカタチ(令和2年5月号)

更新日:2020年12月22日

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移住のカタチ 「ただいま!南伊勢」

このコーナーは移住定住コーディネーターが南伊勢町へ移住された方(I・Uターン)や移住者を受け入れる側を取材して紹介していくコーナーです。

今回はUターン者を紹介する「ただいま南伊勢」です。

 

今月は五ヶ所浦で4月にオープンした「かんひちや介護センター」の西井淳比呂(きよひろ)さんを紹介します。

西井さんは五ヶ所浦の出身。2019年3月に名古屋市からご家族で南伊勢町に戻ってこられました。

 

西川:はじめまして、こんにちは。今日はよろしくお願いします。

西井さん:こんにちは。どうぞこちらがお店です。

西川:えーーー!ソファーやカウンターもあって、めっちゃお洒落ですね!

西井:そうなんです。介護というと、どうしても暗いイメージがありますが、それを変えたくて。気軽にお茶でも飲みに来ていただけるようなお店にしました。ソファーの方へどうぞ。(店内はまるでカフェのようです。ソファーコーナーにお招きいただきました)

西川:ありがとうございます。では早速お話しを聞かせてください。西井さんは名古屋からこちらへ戻ってこられたんですよね?

西井:はい。四日市の大学を出てから、10年間ほど名古屋で柔道整復師として働いていました。祖父の代から続いている「かんひちや薬局」が新しいお店を開くにあたり、昨年南伊勢に戻ってきました。名古屋でも介護に関する仕事もしていたんです。

西川:なるほど。こちらのお店はどういったことをされているのですか?

西井:介護用品の販売やレンタルを行っています。福祉用具の相談の他、柔道整復師の経験を活かした運動の指導。それにおむつフィッターの認定研修も受けていますので、排せつに関する相談にも対応できます。

西川:ここなら立ち寄りやすいですし、介護のことを相談できる所が近くにあれば心強いですよね。

西井:それに気軽に人が集まれる場所が少なくなってしまったので、人が集まる憩いの場所になれればいいなぁと思っています。喫茶店のような感覚で利用してほしいです。

西川:喫茶店に来たついでに介護の相談を…。そんな方が増えるといいですね。明るくてお洒落な空間ですし、これから活用の方法も広がりそうな予感がします。

最後に、ご家族で移住されて約1年ということですが、南伊勢での生活はどうですか?

西井さん:買い物にも不便も感じていませんし、子育てするのには良い環境ですね。

西川:お子さんたち、のびのびと元気いっぱいで走り回っていますもんね~(笑)。今日はどうもありがとうございました。

 

今回の取材で町内に“人が集えるお洒落な場所”が出来たことを知って、大変嬉しく思いました。