移住のカタチ(令和2年7月号)

更新日:2020年12月22日

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移住のカタチ 「いらっしゃい!南伊勢」

このコーナーは移住定住コーディネーターが南伊勢町へ移住された方(I・Uターン)や移住者を受け入れる側を取材して紹介していくコーナーです。

今回は移住者を受け入れる方を紹介する「いらっしゃい南伊勢」です。

 

今月は内瀬の山出公一郎(やまでこういちろう)さんを紹介します。山出さんは「ないぜしぜん村」の村長さんでお米、みかん、五ヶ所小梅の栽培・販売をされています。

 

西川:今日は梅のお仕事でお忙しい中、ありがとうございます(取材時は五ヶ所小梅の収穫時期で作業の合間にインタビューをさせていただきました)

山出さん:ちょっと休憩~。田植えが終わったら今度は梅!この20日間で梅の収穫をしないといけない。歳の割には仕事の範囲が広いので大変ですよ (笑)。

西川:(笑)。では少し休憩していただきながら、お話しを聞かせてもらいます。山出さんには移住定住コーディネーターの拠点地「しごとば」の開設時にもご協力をいただきました。「ないぜしぜん村」の横にあるお家を使わせてもらえるように所有者さんを紹介してくださったり、コワーキングスペースにみかんを差し入れしていただいたり、いつもお世話になっています。以前から移住者の方に住まいを紹介したり、積極的に交流をされていますよね。

山出さん:やっぱり町に来てもらうのは嬉しいですから。50年南伊勢にいますが、いろんな人をお世話しました。喜んで定住する人もいるけど、反対に地域に馴染めず出ていく人もみてきました。

西川:その経験から移住を受け入れる側として、どういった事が必要だと思いますか?

山出さん:移住した後のサポートが大事です。地域とのコミュニケーションがとれるように、区長さんや知っている人に繋げてあげる(紹介する)こと。それと移住してくる人はどういう目的で来るのか、特に若い人には仕事が必要ですから、地域側も広い心で受け入れるべきだと思います。西川さんたちがやっている「むすび目Co-working」には地域とのつなぎ役、移住者のサポーターになってほしいと思っています。

西川:移住されてきた人が新生活の中で「誰に聞いたらいいかもわからない」ということもあるでしょうし、私たちも南伊勢に来られた方が安心して定住できるようにサポートしていきたいと思います。

山出さん:今度、移住者の人たちとの交流会を兼ねてBBQでもやりましょう!

西川:いいですね、ぜひ!これからもご協力よろしくお願いします。

先日も五ヶ所小梅をシロップ漬けにして「しごとば」に届けてくれた山出さん。コーディネーターとして、このような温かいサポートを見習わねばと思います。