10月の魚病診断情報
10月の魚病診断はマダイのイリドウイルス感染症、エドワジエラ症、心臓へネガヤ症。シマアジのイリドウイルス感染症、ミコバクテリア症を診断しました。海水温はイリドウイルス感染症が発症する目安とされる25度を下回っておりますが、魚の健康状態やストレスにより発症するので注意してください。
10月の魚病診断結果
魚種 | 診断件数 | 魚病名 | 年齢 | 魚体重(平均) | 被害 |
シマアジ | 4 | イリドウイルス感染症、ミコバクテリア症 | 0,1 | 98~865g | 5~60尾/日 |
シマアジ | 2 | イリドウイルス感染症 | 1 | 647~680g | 4~10尾/日 |
マダイ | 1 | イリドウイルス感染症、エドワジエラ症 | 0 | 50g | 30~100尾/日 |
マダイ | 1 | 心臓へネガヤ症 | 0 | 367g | 8尾/日 |
マダイ | 1 | エドワジエラ症 | 1 | 391g | 30~40尾/日 |
ミコバクテリア症
本症はブリ、カンパチ、マサバのほかカワハギやシマアジでも発生が確認されている。夏の終わりごろから初冬にかけて発生し、盛期は9~10月頃である。症状は腹部膨満、鰓蓋や口部の出血、体表の潰瘍などであるが、症状を呈しないものもみられる。腹部を開腹すると臓器に多数の白色結節が形成される。大量死することはないが、有効な対策が無く慢性化しやすい。
魚病診断のお問い合わせは下記の南勢種苗センターまでご連絡ください。
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南伊勢町南勢種苗センター
〒516-0221
三重県度会郡南伊勢町宿浦672-5
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更新日:2020年11月11日