5月の魚病診断情報
令和3年度1回目の魚病情報です。今年度も引き続き南勢種苗センター山本が魚病診断を担当しますのでよろしくお願いいたします。
5月の診断はマダイのビバギナ症1件でした。単生類のビバギナ・タイが鰓弁に多数寄生し、血液を吸って鰓が貧血します。貧血が極度に進むとへい死します。薬浴が有効です。
4・5月は例年と比較して診断依頼が少ない状況でした。マダイでは稚魚が導入され、季節的にビバギナ症、エピテリオシスチス症の診断が多くなります。餌食い、遊泳状況などに注意していただき、気軽にご相談いただければと思います。
魚種 | 診断件数 | 魚病名 | 年齢 | 魚体重(平均) | 被害 |
マダイ | 1 | ビバギナ症 | 1 | 496g | 50~90尾/日 |
魚病診断のお問い合わせは下記の南勢種苗センターまでご連絡ください。
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南伊勢町南勢種苗センター
〒516-0221
三重県度会郡南伊勢町宿浦672-5
電話:0599-69-3161
更新日:2021年06月07日