2月の魚病診断情報
2月の魚病診断はマダイのビバギナ症、クビナガ鉤頭虫症でした。
単生類のビバギナ・タイが鰓弁に多数寄生し、血液を吸って鰓が貧血します。
貧血の症状が酷くなり衰弱した状態で薬浴をするとへい死が多くなる事があります。早い段階でビバギナを発見をすることが被害の軽減につながります。
給餌、泳ぎの状態等を観察していただきおかしいなと感じた時は最寄りの診断機関へご相談してください。
2月の魚病診断結果
魚種 | 診断件数 | 魚病名 | 年齢 | 魚体重(平均) | 被害 |
マダイ | 1 | ビバギナ症 | 1 | 102g | ― |
マダイ | 1 | ビバギナ症 | 1 | 235g | 5尾/日 |
マダイ | 1 | クビナガ鉤頭虫症 | 1 | 495g | 4尾/日 |
マダイ | 1 | クビナガ鉤頭虫症 | 1 | 601g | 4尾/日 |
魚病診断のお問い合わせは下記の南勢種苗センターまでご連絡ください。
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南伊勢町南勢種苗センター
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三重県度会郡南伊勢町宿浦672-5
電話:0599-69-3161
更新日:2022年03月07日