平成28年度 五ヶ所湾海況調査情報 13-2

更新日:2018年05月09日

五ヶ所湾海況調査情報

平成28年度 13-2

調査日時

平成28年 11月11日(午前9時07分〜午前10時41分)

観測場所

五ヶ所浦、佐田、神津佐、D神津佐、下津浦、木谷、杉ノ浦、小田浦、宿浦(ユブ)、Aユブ、Bユブ、Cユブ湾口の12点

本日の観測結果

メソディニウム・ルブラム(0〜1mg/l,160細胞/ml)を確認しました。Cユブ湾口で広範囲に着色しており、D神津佐では筋状の着色を確認しました。三重県沿岸では赤潮に伴った漁業被害の記録はありません。しかし、マガキの消化器官を赤色に変色させ、商品価値を低下させます。マガキ以外の二枚貝も変色させます。ただし、赤変はメソディニウムが消滅すれば比較的短期間(一週間程度)で解消することが多いようです。

11月7日臨時号で着色のあったユブA、Bは、今回着色はみられませんでした。

0〜10メートルの水温及び溶存酸素量は、水温16.6〜18.4度、溶存酸素量6.9〜8.2mg/lです。

二枚貝の餌となる珪藻類は0〜600細胞/mlでした。

11月7日臨時号で表記したミリオネクタ・ルブラは、新名称メソディニウム・ルブラムに変わっておりますので訂正します。

(数値は0メートル、2メートル、5メートル、10メートルの順 比重は15度換算2メートル層です。)

五ヶ所浦 水温(17.9度,18.0度,18.1度,18.1度) 溶存酸素量(7.2mg/l,7.2mg/l,7.1mg/l,7.0mg/l)比重25.80

佐田 水温(17.3度,17.8度,18.0度,17.9度) 溶存酸素量(7.2mg/l,7.2mg/l,7.0mg/l,7.0mg/l)比重25.46

神津佐 水温(17.5度,17.8度,17.9度,18.1度) 溶存酸素量(6,9mg/l,6.9mg/l,6.9mg/l,6.9mg/l)比重25.76

下津浦 水温(16.7度,18.0度,18.1度,18.0度) 溶存酸素量(7.1mg/l,7.0mg/l,7.0mg/l,7.0mg/l)比重25.76

木谷 水温(16.6度,17.5度,17.6度,17.9度) 溶存酸素量(7.3mg/l,7.3mg/l,7.0mg/l,7.0mg/l)比重25.02

杉ノ浦 水温(17.3度,17.4度,17.9度,18.0度) 溶存酸素量(7.2mg/l,7.3mg/l,7.1mg/l,7.1mg/l)比重25.10

小田浦 水温(17.8度,18.1度,18.3度,18.3度) 溶存酸素量(7.7mg/l,7.4mg/l,7.1mg/l,7.0mg/l)比重25.86

宿浦(ユブ) 水温(18.1度,18.2度,18.3度,18.4度) 溶存酸素量(7.3mg/l,7.3mg/l,7.2mg/l,7.1mg/l)比重25.66

A ユブ 水温(17.9度,18.1度,18.2度) 溶存酸素量(7.2mg/l,7.1mg/l,7.0mg/l)比重25.48 メソディニウム 2m20細胞

B ユブ 水温 (17.6度,18.0度,18.1度) 溶存酸素量(7.3mg/l,7.3mg/l,7.2mg/l)比重25.32 メソディニウム 0m20細胞 2m10細胞 5m50細胞

C ユブ湾口 水温 (18.0度,18.1度,18.2度) 溶存酸素量(8.2mg/l,8.0mg/l,7.4mg/l)比重25.31 メソディニウム 0m1000細胞 2m380細胞 5m10細胞

D 神津佐 水温- 溶存酸素量- 比重- メソディニウム0m1160細胞

プランクトンの細胞数の単位は 細胞/ml

詳細は下のリンクをご確認ください。