臨時・五ヶ所湾海況調査情報令和5年8月25日号

更新日:2023年08月25日

調査日時

令和5年8月25日13時40分~午前14時17分

観測場所

神原湾口・神津佐定点・下津浦定点・木谷定点  他

本日の観測結果

本日は、真珠組合より神原地区の着色の情報があり臨時観測を行いました。

0~10mの水温及び溶存酸素量は、水温29.5~30.6度、溶存酸素量6.2~11.6mg/lです。

本日の観測では、ほぼ五ヶ所湾全域で着色は見受けられますが、特に神原地区において

最高細胞数で9,020個体/mlのカレニア・spが確認されています。

また、五ヶ所湾において高密度の部分が移動または各所で発生している様に思われます。

 

現在、推測されるカレニア・sp(属)においては魚介類のへい死を引き起こす危険性があり、

過去にも魚類の他、貝類(アワビ、サザエ)などのへい死が見られた事例がありますので、

今後の動向には十分注意してください。

また、赤潮終息時における低酸素にも十分注意してください。

 

英虞湾などで発生しているカレニア・ミキモトイとは違う種類と確定は出来ております。

各観測地点詳細データは下記のExcelファイルをご覧ください。

海況調査情報データのダウンロード