副業型地域活性化起業人の紹介

更新日:2025年04月30日

制度概要(副業型地域活性化起業人制度とは)

地域活性化企業人(副業型)制度は、三大都市圏に所在する民間企業等に所属する個人と地方圏の地方自治体が協定等を結ぶことにより、専門的なノウハウや知見を活かして地域活性化を図る取組に対して総務省が財政支援を行う制度です。

近年、企業が社員の副業を認める流れの中、都市部の企業人材が個人として「自らのスキルを社会貢献に活かしたい」というニーズも増加しており、企業からの派遣だけではなく、個人の副業の方式も令和6年度から制度の対象となりました。

南伊勢町副業型地域活性化起業人として委嘱しました

委嘱の目的

南伊勢町では、首都圏等での若者と南伊勢町とのつながりづくりの強化と情報発信を目的として、株式会社LIFULL勤務の岡田侑子(おかだゆうこ)さんを「副業型地域活性化起業人(大学等連携分野)」として委嘱いたしました。

岡田侑子さんは、首都圏での学生団体「南伊勢の扉」の運営に関わるなど、高校時代から7年ほど既に南伊勢町に関わっています。

今回、副業型地域活性化起業人として新たに委嘱し、首都圏での若者と南伊勢町とのつながりづくりや情報発信、南伊勢町内での若者と事業者や地域団体との交流促進について更に取り組んでいただくことになります。

今後も、様々な人材の力を生かし、総合計画にあるように、オール南伊勢を合言葉に、町内外の力が総結集したまちづくりを進めていきますので、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

副業型地域活性化起業人 本人コメント

副業型地域活性化起業人

みなさんこんにちは!4月より南伊勢町の地域活性化起業人になった岡田です。

東京に生まれ育った私は、高校3年生のときにはじめて南伊勢町を訪れてから、自然とともにある暮らしや、人のあたたかさに興味津々でした。

空も海もピンクに染まる夕方、車を運転しているときに山を抜けて開ける海の景色、四季で表情を変える田んぼに、夜になるとあたりまえのように広がる星空。こうしたふとした瞬間に、おもいっきり息を吸い込み、自然を体いっぱいに感じられる暮らしに幸せを感じます。阿曽浦で過ごす夏、シュノーケルをつけてキラキラと光る魚を見ながら海で泳ぐのがだいすきです。東京には、商業施設やビルなど、人がつくりだしたものにあふれていますが、南伊勢町には、人間にはつくりだせない豊かな環境があります。東京にはもう真似できないんですよね。

こうした暮らしの魅力を、もっといろんな人に経験してほしい。私とおなじように、南伊勢を楽しむ仲間を増やしたいという思いで、南伊勢に関わる人を増やす取り組みをしていきます。町に古民家を借りて、車もゲットしました。月に一度は町を訪れる「二拠点生活」をします。これから、南伊勢での暮らしを楽しみながら、楽しみの輪を他の人にも広げていければと思っています。どうぞよろしくお願いします。

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