南伊勢町の概要
南伊勢町の沿革及び概要
沿革
南伊勢町は、平成17年10月1日に、南勢町と南島町が合併し誕生した新しい町である。
古来、建武年間に北畠顕能が伊勢国の国司に任ぜられたことから、室町時代の終わりごろまで北畠氏の支配を受け、その後、藩政時代には紀州藩に属し、明治に入って三重県に編入された。 明治22年4月、町村制の施行とともに旧町村を形成し、昭和の大合併で2町となり、さらに今回の平成の合併により新生「南伊勢町」となった。
地理及び自然環境
紀伊半島沿岸東部、度会郡の南端に位置する本町は、東に志摩市、北は伊勢市、度会町、西は大紀町に接しており、南側は広袤たる熊野灘に面してリアス式の海岸を有し、その海岸線を中心に町域の約6割が伊勢志摩国立公園に指定され、良好な環境が保たれている。
町域の85%を占める山林は全般に急峻で、平坦部は極めて少なく、海に面した僅かな土地に民家が集中する沿岸部と、民家と耕地が散在する農山村部とに分かれており、38の集落で形成される典型的な農山漁村地域であるが、山の緑と海岸が織りなす調和のとれた自然は豊かで美しく恵みに溢れ、「伊勢の南玄関」として知られている。
総面積 : 241.89平方キロメートル
【全国都道府県市区町村別面積調 平成27年度版による】
海岸線延長 : 245.6キロメートル
主な産業
県下一の水揚げ量を誇る優良な漁場を軸とした各種漁業が盛んであり、近年では養殖業のブランド化など、伝統的に行われる一次産業を新たな形とする試みが各方面より行われている。
農業においては温州みかんをはじめとした柑橘類の栽培が盛んで、年間のうち多くの期間で柑橘類が収穫され、一部はブランドみかんとして流通が行われている。
優良な眺望が特徴の展望台が数多くあり、その中の一つであるかさらぎ展望台から望めるハートの入り江が三重県内2例目の恋人の聖地と認定されるなど、観光及び付随するサービス業も行われている。
町章について
南伊勢町の町章
海、山と風がそよぐ自然豊かな「南伊勢町」の南の「み」と、伊勢の「い」の文字を図案化したものです。自然に育まれ、共生する人々の伸びやかで心安らぐ温かなまちを象徴しています。
まちのシンボル
まちのシンボルは合併5周年(平成22年)を記念し公募され、
多数の応募の中から選定し、翌年の平成23年5月に決定・公表されました。
その後、平成23年度町民表彰式で発表会が行なわれ、制定されました。
まちのキャラクターたいみーについてのみ、原画決定が平成23年5月、
名称・キャラクター実物を含めた発表・公表が平成23年10月となります。
まちのキャラクター
まちの花
まちの木
まちの魚
位置・役場住所
南伊勢町役場南勢庁舎(東経136.40.16、北緯34.20.04)
〒516−0194
度会郡南伊勢町五ヶ所浦3057
南伊勢町南勢庁舎
電話 0599−66−1111(代表)
ファックス 0599−66−1904
〒516−1492
三重県度会郡南伊勢町神前浦15
南伊勢町南島庁舎
電話 0596−77−0001(代表)
ファックス 0596−76−0279
人口など統計データは下記をご覧ください。
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更新日:2020年06月29日