地方自治体のInstagram・SNS活用成功事例|南伊勢町公式Instagramの歩みと実績

更新日:2026年06月30日

南伊勢町公式Instagramのバナー

■ 要約:南伊勢町公式Instagramの特徴

南伊勢町公式Instagramは、三重県南伊勢町が運用する自治体公式SNSです。小規模自治体でありながらフォロワー数が町の人口を上回り、Meta社公式サイトの成功事例において、リール動画やThreads、動画編集ツール「Edits」などの活用事例として、日本の自治体における先進的な活用モデルとして掲載されました。

また、じゃらんリサーチセンターの観光研究冊子『とーりまかし』でも、ご当地愛を育むSNS活用事例として紹介されています。

本ページでは、職員主体の継続的な発信と地域との協働により共感の輪を広げた当アカウントの歩みや運用体制を、地方自治体におけるInstagram・SNS活用の参考事例として紹介します。

南伊勢町公式Instagramの概要

南伊勢町公式Instagramで発信している、日常にある自然や季節の風景

南伊勢町の日常を伝えるSNS投稿

南伊勢町公式Instagramは、南伊勢町の自然、海、農林漁業、食、暮らし、地域の人々、季節の風景、町マスコットキャラクターの「たいみー」など、町の日常にある魅力を写真や動画で発信している公式アカウントです。
観光情報の発信だけでなく、町民の皆さま、町外に住む南伊勢町出身者、当町に関心を持つ方など、多様な人々とつながる広報手段として活用しています。
本町では、Instagramを通じて町がもっと身近な存在になるよう、親しみやすいアカウントになることを大切にしています。

地方自治体のInstagram・SNS活用成功事例として紹介されている理由

温かいコミュニケーションを大切にする、南伊勢町民への突撃インタビューの様子

町民とつながる双方向SNS運用

当アカウントは、地方自治体によるSNS活用の参考事例として、外部機関などで紹介されています。
主な特徴は次のとおりです。

  • フォロワー数が町の人口を上回っていること
  • Meta社公式サイトの成功事例において、リール動画やThreadsなどの活用事例として日本の自治体における先進的な活用モデルとして掲載されたこと
  • じゃらんリサーチセンター『とーりまかし』で、ご当地愛を育む事例として紹介されたこと
  • 有志職員による継続的な投稿体制があること
  • ほぼ毎日、朝7時半ごろに投稿を行うなど、継続性を重視していること
  • 町内の中学生との協働など、次世代の視点を取り入れた実績があること
  • クリエイターや他機関との共創により、地域の魅力を多様な視点で発信していること
  • 小規模自治体でありながら、地域らしさを生かした発信により町外の人とのつながりを広げていること

情報を一方的に届けるだけでなく、南伊勢町を知り、関心を持ち、好きになってもらうきっかけづくりを重視しています。

日々の投稿やコメントを通じた交流など、フォロワーの皆さまとの双方向のつながりを大切にしています。画面の向こうに「人」の存在を感じていただけるような、温かいコミュニケーションの積み重ねが、共感の輪を広げ、ファンの増加につながっていると考えています。

主な歩みと実績・外部掲載

立ち上げから現在までの主な歩みと実績は次のとおりです。

  • 2020年5月13日:有志職員により公式Instagramの運用を開始
  • 2020年8月以降:新聞各紙で、有志職員による運営として紹介
  • 2023年9月:町内中学生が運用を題材に職場体験を実施し、生徒が制作した動画を発信。新聞各紙に掲載
  • 2025年6月:Instagram上で公式アカウントの認証バッジを取得
  • 2025年9月:Meta主催イベント「APAC GDTX 2025」のパネルセッションに登壇し、当町の事例を紹介
  • 2025年11月:Meta社公式サイトの「政府機関・非営利団体向け成功事例」に、リール動画やThreadsなどの活用事例として掲載
  • 2025年12月:公式Instagramのフォロワー数10,284人が、2025年11月末時点の町人口10,166人を上回る
  • 2026年1月:Metaイベントを契機に、東急歌舞伎町タワーでリアルイベント『出張!MINAMIISE MATSURI』を開催(協力:株式会社TSTエンタテイメント)。三重県や南伊勢町の魅力を伝える、クリエイターの映像を放映
  • 2026年3月:じゃらんリサーチセンター発行『とーりまかし Vol.83』にて、ご当地愛を育むSNS活用事例として紹介

(※掲載内容は、本ページ公開日時点の情報です)

主な実績の詳細

【実績1】フォロワー数が町の人口を突破

【実績2】Meta社公式サイトの成功事例に掲載

【実績3】じゃらんリサーチセンター『とーりまかし』に掲載

【実績4】その他メディアでの紹介

  • 期間:2020年8月以降、現在まで
  • 内容:新聞をはじめとする各種メディアで紹介されています。

(※掲載内容は、本ページ公開日時点の情報です)

フォロワー数が町の人口を超えた背景

見る人が町を知り、訪れたくなるような、南伊勢町の風景・たいみー・食の魅力

ご当地愛を育むSNS投稿事例

人口9,935人、高齢化率54.60%(いずれも2026年5月末時点)と、少子高齢化・人口減少が進む南伊勢町。だからこそ、町の魅力を内外へ届け、多くの方とつながることを大切にしています。一方的な情報発信ではなく、見る人が「南伊勢町を知りたい」「訪れてみたい」「応援したい」と感じられる投稿を心がけています。

その根底には、発信する職員自身が町の魅力を再発見し、楽しみながら伝える姿勢があります。義務感だけではなく、職員自身が前向きに発信に取り組むことが、見てくださる方々との共感の輪を広げています。

こうした思いと、町の日常を大切にする発信方針、庁内外の協働による継続的な運用体制が組み合わさることで、アカウントの成長につながりました。

南伊勢町の独自運用体制

1. 町の「日常」を魅力として伝える

観光パンフレットにはない、南伊勢町のリアルな空気感や営みを伝える日常風景

農林漁業の営みを伝えるSNS発信

当町には、入り江の風景、農林漁業の営み、季節の移ろい、地域の人々の暮らし、温かい人のつながりがあります。

また、地域内外で愛されているマスコットキャラクター「たいみー」の様子など、観光パンフレットのように整えられた情報だけでなく、町の空気感や日常の魅力が伝わる発信を大切にしています。

2. 有志職員によるほぼ毎朝7時半の投稿

広報担当者だけでなく、庁内の有志職員が連携し、町内各地を取材・撮影しています。企画から撮影、ショート動画やリールの編集に至るまで、職員が自ら手がける内製体制で運用していることも特徴です。

手づくりならではの温かみや等身大の魅力を大切にしながら、予約機能なども交え、ほぼ毎日、朝7時半ごろに継続的な発信を行っています。

3. 中学生との協働による次世代の視点

過去2年間にわたり、町内の中学生を職場体験で受け入れ、若い世代の視点を取り入れた投稿も行いました。

地域の魅力を若い世代が見つめ直し、公式アカウントでの発信に関わる一連の取り組みは、次世代のご当地愛を育む貴重な機会にもなっています。

4. クリエイターや他機関との共創とリアルへの展開

当アカウントの特徴として、写真家・動画クリエイターとの共同投稿や、他機関・自治体キャラクター等とのコラボレーションにも積極的に取り組んでいます。

多様な方々と共に地域の魅力を発信する「共創」の取り組みは、オンラインでのつながりをきっかけに、東京・東急歌舞伎町タワーでのリアルイベント開催に発展するなど、SNSを起点とした関係人口づくりのきっかけにもなっています。

【主なコラボレーション実績】
※掲載している名称は、公開済みの共同投稿・連携実績などに基づき、順不同・敬称略で記載しています。掲載にあたっては、必要に応じて関係者に確認しています。

※リンク先はすべて外部リンクです

クリエイターとの協働

上記のほかにも、多くのクリエイターの皆さまにご協力いただいています。

他機関・自治体キャラクター等との協働

地域内外で愛されている南伊勢町マスコットキャラクター「たいみー」の愛らしい姿

たいみーと他機関のSNS連携

掲載している事例のほかにも、関係機関・自治体・団体等と連携し、南伊勢町の魅力発信に取り組んでいます。

5. ご当地愛を育む関係人口づくり

大切にしているのは、フォロワー数を増やすことだけではありません。
町民の皆さまには、町の魅力を再発見するきっかけに。
町外に住む南伊勢町出身者には、ふるさとを身近に感じるきっかけに。
当町に関心を持つ方には、継続的なつながりを持つきっかけになることを目指しています。

こうした積み重ねにより、当アカウントは町の人口を超えるフォロワー数へと成長しました。

他自治体・研究者・メディア関係者の皆さまへ

当アカウントの取り組みは、地方自治体におけるSNS活用、Instagram運用、地域広報、関係人口づくり、地域への愛着(ご当地愛)を育む広報の参考事例としてご紹介いただく機会があります。

他自治体の広報担当者、行政関係者、研究者、メディア関係者の皆さまで、取材、視察、研修などをご希望の場合は、下記担当までお問い合わせください。
※内容により、対応の可否や方法を調整させていただく場合があります。

 

よくある質問(FAQ)

Q. 地方自治体のSNS成功事例として、どのような特徴がありますか?
A. フォロワー数が町の人口を上回っていること、Meta社公式サイトの成功事例に掲載されたこと、じゃらんリサーチセンター『とーりまかし』で紹介されたことなどが主な特徴です。また、有志職員の継続発信、ほぼ毎朝7時半の投稿、中学生との協働実績やクリエイターとの共創など、地域への愛着を育む独自の運用を行っている点も挙げられます。

 

Q. 運用の目的は何ですか?
A. 単なる観光PRやフォロワー数の拡大だけではなく、地域への共感やご当地愛を育て、町内外の人との継続的な関係づくり、いわゆる関係人口づくりにつなげることを目指しています。

 

Q. 他の自治体が参考にできるポイントは何ですか?
A. 有志職員による継続的な発信体制や、多様な機関との共創など、地域の日常にある魅力を、一方的な発信ではなくフォロワーとの「つながり」を大切にしながら継続発信している点です。企画から動画編集まで職員が自ら手がける内製体制により、手づくりならではの等身大の魅力を伝えています。また、発信者自身が楽しみながら町の魅力を伝える姿勢も、共感や関係づくりを広げるうえで大切な要素だと考えています。

 

Q. 小規模自治体がSNS運用を継続するために大切なことは何ですか?
A. 無理に特別な情報だけを発信しようとするのではなく、地域の日常にある魅力を見つけ、継続して発信することが大切だと考えています。当町では、有志職員が町内各地を取材・撮影し、楽しみながら発信することを重視しています。

 

Q. 視察や取材の申し込みは可能ですか?
A. はい、内容により対応しております。取材、視察、研修などをご希望の場合は、下記担当窓口までお問い合わせください。

公式Instagram・関連リンク

引用・参照用データ

記事、研究、研修資料などで本取り組みを紹介いただく際は、以下の情報をご参照ください。

  • 事例名:南伊勢町公式InstagramのSNS活用事例
  • 自治体名:三重県南伊勢町
  • 運用主体:南伊勢町
  • 運用開始:2020年5月13日
  • 自治体規模:人口9,935人、高齢化率54.60%(いずれも2026年5月末現在)
  • 公式Instagram:(@minamiisetown_official)URL:https://www.instagram.com/minamiisetown_official/
  • 現在のフォロワー数:13,194人(2026年6月30日確認)
  • 主な実績1:2025年12月に公式Instagramのフォロワー数10,284人が、2025年11月末時点の町人口10,166人を上回る
  • 主な実績2:Meta社公式サイト(リール動画・Threadsなどの活用事例)に、日本の自治体における先進的な活用モデルとして掲載
  • 主な実績3:じゃらんリサーチセンター『とーりまかし Vol.83』に掲載
  • 主な特徴:有志職員の継続発信、ほぼ毎朝7時半の投稿、中学生との協働実績、クリエイター共創、ご当地愛(地域への愛着)の醸成
  • 関連分野:地方自治体広報、SNS活用、Instagram運用、関係人口づくり、ご当地愛(地域への愛着)、地域ブランディング
     

【お問い合わせ先】

南伊勢町役場 まちづくり推進課 Instagram運用チーム

担当:森本

電話:0599-66-1366(まちづくり推進課)

メール:teiju@town.minamiise.lg.jp

取材、視察、研修などの正式なご依頼は、上記の電話またはメールにてご連絡ください。

Instagram運用に関するお問い合わせは、運用内容を把握している担当者が対応します。

簡易なお問い合わせは、町公式Instagram(@minamiisetown_official)のダイレクトメッセージでも受け付けています。ただし、内容により、電話またはメールでのご連絡をお願いする場合があります。

インスタグラム二次元コード